工程管理試験(計器校正)
ファインテックでは、制御装置、記録計、真空計については、3か月毎に校正を実施しております。
Instrument Calibration(計器校正)
炉内の温度は均一でなければ、場所による製品品質の差が出る可能性があります。ファインテックでは、毎月、炉温均一性調査(TUS)を実施し、要求する精度を維持しております。
Temperature Uniformity Surveys (TUS:炉温均一性調査)
ファインテックでは、定期的にこのシステム精度試験(SAT)を実施しており、温度のトレーサビリティを確立しております。
System Accuracy Test (SAT:システム精度試験)
HV7炉では、AMS2769に従い、毎週リークレートを測定しております。リークレートは、真空炉内を6.7Pa以下に排気した後に全てのバルブが閉まった状態での炉内圧力上昇を測定します。圧力上昇が多い場合には、リーク(漏れ)が多く、熱処理品の表面汚染のリスクが高まります。定期的なリークレートの測定は、製品の光輝性維持にも大切な工程試験の一つです。
HV7炉では、AMS2750に従い、定期的に工程管理試験を行なっております。これらは、航空機部品に要求される大切な設備の管理要求です。
計器校正(制御装置、記録計、真空計)、SAT(システム精度試験)、TUS(炉温均一性調査)