事例紹介

SUS 金網

ステンレス製金網の真空焼結加工

ステンレス製金網の真空焼結加工 真空焼結処理により、金網の線同士が溶着し、ほつれにくい構造となります。コンタミネーション(汚染)の防止に大きな効果があります。また、焼結の熱処理条件は固溶化処理と同じであり、ステンレス自体[…..]

半導体製造装置部品

半導体製造装置部品 固溶化処理

  品名:半導体製造装置部品 材質:SUS304, SUS316L 処理:真空排気後、1050℃で保持しN2ガス急冷 お客様からの要求:光輝性はもちろん、処理による変形や歪みを極力少なくしてほしい。最大肉厚部に[…..]

SUS ベローズ

ベローズ 固溶化処理

品名:ベローズ 材質:SUS304, SUS316 処理:真空排気後、1020~1070℃で保持し、N2ガス急冷   真空熱処理について詳しくはこちらから

TUS 炉温均一性調査

工程管理試験(TUS:炉温均一性調査)

炉内の温度は均一でなければ、場所による製品品質の差が出る可能性があります。ファインテックでは、毎月、炉温均一性調査(TUS)を実施し、要求する精度を維持しております。
Temperature Uniformity Surveys (TUS:炉温均一性調査)

HV7

工程管理試験(SAT:システム精度試験)

ファインテックでは、定期的にこのシステム精度試験(SAT)を実施しており、温度のトレーサビリティを確立しております。
System Accuracy Test (SAT:システム精度試験) 

HV7

工程管理試験(リークレート)

HV7炉では、AMS2769に従い、毎週リークレートを測定しております。リークレートは、真空炉内を6.7Pa以下に排気した後に全てのバルブが閉まった状態での炉内圧力上昇を測定します。圧力上昇が多い場合には、リーク(漏れ)が多く、熱処理品の表面汚染のリスクが高まります。定期的なリークレートの測定は、製品の光輝性維持にも大切な工程試験の一つです。

HV7

工程管理試験結果(計器校正・SAT・TUS)

HV7炉では、AMS2750に従い、定期的に工程管理試験を行なっております。これらは、航空機部品に要求される大切な設備の管理要求です。
計器校正(制御装置、記録計、真空計)、SAT(システム精度試験)、TUS(炉温均一性調査) 

NiCo合金部品 物温 セット写真モザイク

溶体化処理 実体温度の測定

溶体化処理において、熱処理炉の実体温度を測定しました。カーボン治具に製品を配置。炉内温度分布試験にて最低温度の位置に丸棒試験片を配置し、Nシース熱電対を接触させて実体温度測定しながら処理した事例です。
処理温度:1300℃超