航空機部品のための真空熱処理規格 AMS2769

航空機部品をはじめ表面汚染を嫌う部品や高温での熱処理が必要な部品には真空熱処理が適用されます。AMS2769ではAMS2750と合わせて航空機部品の熱処理に必要不可欠な手順、設備の要求を明確にしています。

真空計の校正

真空計の校正は、ピラニ真空計で計測される50Pa程度と電離真空計で測定される0.11Pa程度において、3ケ月毎に実施しております。

ガスの品質確認

使用する窒素ガス、アルゴンガス、水素については、検査成績書をその都度入手しています。窒素ガス及びアルゴンガスについては、炉の直前で露点を測定しガスの品質を確認しております。

(※上記の設備管理のインターバルは、対応する規格やクラスにより異なります。)