ファインテックでは現在、航空宇宙分野における特殊工程認証「Nadcap」の取得に向け、社内プロジェクトを進めています。
前回のコラムでは、当社が航空宇宙産業への参入を目指したきっかけから、Nadcap取得への挑戦に至るまでをご紹介しました。
今回は、Nadcap取得に向けたプロジェクトを推進する安居顧問に、現在どのような準備を進めているのか、また認証取得を通じて目指していることについて聞きました。
Q1. Nadcap取得に向けて、現在どのような役割を担当していますか?
航空宇宙分野への進出を決めた2013年以来、航空宇宙分野へ進出するための「パスポート」となるNadcapを、いつかは取得すると決めていました。
そのため、取得すると決めれば半年から1年程度で対応できるよう、これまで体制づくりを進めてきました。
その準備も十分に整い、経営判断として、いよいよ取得に向けて本格的に動き出す時期が来ました。
現在は、計画通りの取得に向けて抜かりなく準備を進められるよう、プロジェクト全体を見ながら推進する役割を担っています。
Q2.プロジェクトの会議では、どのようなことを話し合っていますか?
Nadcap監査に向けて準備すべきことは数多くあります。
現在は、それらを一つひとつ関係者で確認しながら、認証取得に向けた準備を進めています。
Q3.認証取得に向けて、特に大変だと感じていることは何ですか?
Nadcapの監査には、実際の作業を監査員に確認してもらい、正しく作業できているかチェックを受ける「Job Audit」があります。
Nadcapでは英語が公用語となるため、監査の際に適切に対応できるよう、事前に万全の準備を整えておくことが重要だと考えています。
Q4.チームで取り組む中で、やりがいや「取り組んでよかった」と感じることはありますか?
Nadcap取得は、一部の担当者だけで進められるものではなく、ファインテックが会社を挙げて取り組む「総力戦」です。
品質管理や特殊工程管理、教育訓練などが、社員一人ひとりの日常業務の中にしっかりと組み込まれている必要があります。
認証取得に向けた取り組みそのものが、社内のチームワークを強め、互いに学び合う機会にもなっていると感じています。
Q5.Nadcap取得後について、どのような展望を描いていますか?
Nadcapを取得することで、航空宇宙分野に限らず、ビジネスチャンスは大きく広がっていくと考えています。
その先には、新たな炉の導入や、さらなるビジネスの拡大も見据えています。
Nadcapへの挑戦を、会社の成長だけでなく、社員一人ひとりの成長にもつなげていきたいと思っています。
Nadcap認証の取得は、単に認証を取得することだけが目的ではありません。
取得に向けた準備を通じて、日々の品質管理や特殊工程管理、教育訓練を改めて見つめ直し、会社全体の力を高めていくことも、この挑戦の大きな意味の一つです。
ファインテックでは、Nadcap認証取得に向けて、これからも社員一丸となって取り組みを進めていきます。
